龍宮城で玉手箱貰い損ねました
記念すべき?50本目の記事です
今日は実家に行ったんですが家に誰もいなかった…
せっかくなので祖父母に会いに行ってきました
そして帰り道…
せっかくなので祖父母に会いに行ってきました
そして帰り道…
「いやー今日は失敗したなぁ…あれ?」
通りがかった公園で子供達が騒いでいます
通りがかった公園で子供達が騒いでいます
「なんだよー」「ほれほれー」
「や、やめてください…」
「や、やめてください…」
誰かをみんなでいじめているようである
ここは大人がビシッと注意せねばなるまい
ここは大人がビシッと注意せねばなるまい
「こらー子供達!!」
「いっけねー」
「逃げろー」
「いっけねー」
「逃げろー」
蜘蛛の子を散らしたように逃げる子供達
「まったく…大丈夫かい?」
「ええ…ありがとうございます」
「ええ…ありがとうございます」
目の前…いや、足元にいたのは一匹の亀であった
*****
1時間後
「本当にこの道でいいの?」
「ええ、もうすぐです」
「ええ、もうすぐです」
亀は助けてくれたお礼にお茶でもと言った
俺が返事に迷っているうちに亀はさっさと助手席に乗り込んだ
背中には乗せてくれないらしい
そんなこんなで亀の案内でかれこれ1時間近く車を走らせている
本当に大丈夫だろうか…
俺が返事に迷っているうちに亀はさっさと助手席に乗り込んだ
背中には乗せてくれないらしい
そんなこんなで亀の案内でかれこれ1時間近く車を走らせている
本当に大丈夫だろうか…
そんな俺の胸のうちを読み取ったのか亀が
「着きました!ここです!」
「着きました!ここです!」
目の前には絵本でしか見たことの無い
龍宮城があった…
まぎれもなく龍宮城だ
亀の代わりだろうか
亀が現役の頃だろうか
様子がおかしい
どうやら乙姫様はいないらしい
鯛も平目も舞い踊らない
宴はまだ続いているのだろうか
宴の邪魔をしてはいけない
夢中になって写真を撮っていたが
ふと亀がいないことに気付いた
周りを探してみるが見つかる気配はない
夢だったのだろうか
しかし俺は龍宮城の目の前にいる
ふと亀がいないことに気付いた
周りを探してみるが見つかる気配はない
夢だったのだろうか
しかし俺は龍宮城の目の前にいる
雪が止んだ空を見上げると
陽が大分傾いていた
陽が大分傾いていた
もう帰ろう
車に乗り込む
やっぱり夢だったのだろうか…