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2008.10 - 2013.09

包容力のある食べ物

梅水晶という食べ物を知りました。

超塩辛い梅干のような何か(塩が水晶のように固まっているイメージ)を想像していたのですが、残念ながらボッシュート。全然違うものでした。珍味。

食欲の夏到来という事で、いや来てないですが、珍味もいいけどオムライスもね!

と意気込んで店に行くものの、一度としてオムライスを頼んだ事がない。

オムライスへの愛情はその程度かと問われると、ケチャップで「はい」と描いてしまう程度ではありますが。はい。

婆ちゃんの作ったオムライスが食べたい今日この頃。

オムライス専門店さえ華麗にスルーした足を止めたのは一軒の中華料理屋。

中に入ると小さなテーブルに通される。
ビールと餃子定食を頼み、しばし待つ。こういう時テレビでナイターやってたら絶対見るのに。
家では一切見る気ないけどみちゃうのに。などと考えているうちにビール。うまい。餃子が楽しみだ。

すると「ニーハオ!ニーハオ!」と入ってきて「姑娘、姑娘」と嬉しそうに話すおっさん登場。
その姑娘は16歳の子供がいるそうですよ。え?
おっさん中々にやかましい。ついでに店員さんも声でかい。

ビールがすっかり空になった頃に餃子到着。しょんぼり。
気を取り直して餃子を食べるとこれがまた美味い。美味いというより自分好みと言った方が正しいだろうか。

水餃子は羊肉を使っているとの事。次回頼んでみよう。
ごちそうさま。

思ったより美味しかったので、この店に入る直前、

「すみません、絆創膏を買いたいので100円貸していただけませんか」

と声をかけてきたおばさんにお礼として貰ったファンデーションの試供品の事もすっかり忘れる事ができました。できました……

断ったら「奥様にでもあげて!」と言われた事も忘れる事ができました。できました。

奥様なんていないのでと断ったら「彼女さんにでも!」と言われた事も忘れる事ができました。できました。

奥様も彼女もいないんだよ。と断ったら「お母様にでも!」と押し切られた事も忘れる事ができました。できました。

ごり押しに胃がキリリ。